コトブキヤ ノンスケール 武御雷 Typeー00F 月詠真那機 Ver.1.5 パチ組みレビュー
外道に甘んじ、それでも尚、命を懸けて国を正そうとしたそなた達を…私は誇らしく思う
というわけで今回はコトブキヤさんの武御雷を組みました。例のごとく酷い撮影環境ですがよろしければ見ていってください。
2021年10月再販分。アニメ1クール目の活躍が印象的だったので月詠機。
まずは箱から。
一般的なHG2個分くらいですね。ラプターは分厚い箱でしたがこっちの厚みは普通。
オプションは以下の通り。
跳躍ユニット左右、長刀×2、短刀×2、ブレード大×2、ブレード小×4、突撃砲×4、支援突撃砲組み換えパーツ×2、長刀用担架×2、閉じた状態の長刀用担架×2、突撃砲担架×2、閉じた状態の突撃砲担架×2、担架用差し替えアーム×2、平手・長刀持ち手①・長刀持ち手②・銃持ち手・握り手(撮り忘れ)各2
帝国製なので74式長刀がありますし、支援突撃砲への組み替えもあるのでかなりの量です。兵装担架はどちらも可動します。
写真は撮っていないですが余剰パーツもそこそこあります。たぶん旧版としても組めるんじゃないでしょうか(組む理由思いつかないけど)。
デカールはありません。
それでは本体から。
イケメンすぎる。プロポーションは完璧ではないでしょうか。色分けもだいたい再現されていてパチ組みの時点でかなりイメージ通りです。足りないのは足首、上腕横のアーマー、頭部のセンサー、発光部周りくらいでしょうか。
合わせ目は太もも、脛、肩、腕、後頭部など各所に出ます。膝関節はスポっと抜けますが肘は挟み込み。
クリアパーツも胸、背中、肩、フロントアーマー、もも、脛に使われています、組み終わってから気付いたんですが、脛やフロントアーマーは嵌め殺しになるので、塗装する人は仮組みの時は嵌めない方がいいと思います。色は紫なんですが装甲の赤が透けて目立たないので塗るなり裏に何か貼るなりした方がよさそう。
いちばんちっちゃい脛のクリアパーツ。
お次は可動など。
肩は結構高くまで上がります。肘も二重関節でほぼ180度曲げられます。
肩アーマー外すとこんな感じ。4重関節+肩アーマーの接続が組み込まれている複雑な構造。
根本はボールジョイント接続で前後にはこれくらい動きます。
上半身。腹部に可動軸があるので大きく反ったり伏せたりことができます。首も引き出すことで広く可動。頭部はF型なので睨み眼ではなくバイザーです。マスト部分は塗装済パーツ。
次に下半身。
開脚幅はこれくらい。股関節は多重の軸接続ですがスライドギミックなどはありません。足首の接地はとても良好。
足首は前後にも大きく可動。爪先はそれぞれ独立して動きます。足裏の肉抜きはありません。
膝は100度くらいしか曲げられません。
腰アーマーと干渉するので脚がこれくらいしか上げられず、立膝はちょっと微妙な感じ。
普通にポージングするには十分だと思います。欲を言えば膝がもう少し曲がって欲しかった(あと色分けして欲しかった)。
武器などを装備させていきたいと思います。
兵装担架は設定でも一色なので違和感ないかと。根元の黒と黄の縞々部分は流石に再現されていません。
跳躍ユニットはリアアーマーがないので脚に直接取り付ける形になります。この構造は第3世代戦術機だと武御雷くらいでしたっけ?黒部分の真ん中の赤いラインは要塗装。
跳躍ユニットは軸とボールジョイントの組み合わせで柔軟に動きます。ただ個体差か跳躍ユニット側のボールジョイントが緩くてすぐに垂れてきてしまいました。
お次は武器。
突撃砲は弾倉を取り外せます。
また、
弾倉と砲口部分を交換することで支援突撃砲にも組み換えが可能。
持ち手はぴったりフィットします。ただ支援突撃砲にすると手首のボールジョイントが負けて少し垂れてきました。平手を添えたポーズとても好き。
胴体の可動や首の引き出しのおかげで伏射姿勢もいい感じ。
突撃砲は今のところ問題なく保持可能。担架の差し替えパーツを使って4丁同時撃ちもできます。差し替えパーツは可動ポイントが2ヶ所あり微調整ができますが少し緩くてふらふらしがち。
担架自体も後ろに跳ね上げができ、アーマーをずらすことで肘が逆関節に曲がるようになるので背面4丁撃ちも可能。アニメ2期とかで見られるといいな。
長刀は2本付属し、持ち手も通常のと角度のついたものの2種類が付属。もちろん左右分あります。
長刀の担架も跳ね上げられるので引き抜くようなポーズも決まります。
持ち手はぴったりフィットするので両手持ちはできませんが、平手を添えることでそれっぽいポーズはできます。また長刀を抜いたとき用の閉じた担架も付属。
両手持ち。特に長刀用の持ち手は抜けやすいような気がします。
腕のブレード。後ろ側の2本はそのまま差し込むだけ、前のは蓋パーツを差し替えて再現。特に小さい方はなくしそうなので気を付けたい。
短刀。長刀用の持ち手を使って構えられます。特に収納スペースとかはなかったんですがどこから出したんでしょうか……。
可動域、接地性が良いので外連味のあるポーズも楽々こなせます。2枚目の写真の左足首もしっかり地面についてるんですよね。最近のロボプラモ可動域広すぎて僕が勝てるのが肩の跳ね上げくらいしかない……。
というわけで武御雷 Type-00Fでした。色分けはもともとシンプル寄りなのもあってパチ組みでも満足できるかなと思います。部分塗装とスミ入れしてあげるとさらにかっこよくなりそう。この間ラプターを組んだので、それに比べると可動域は少し劣るかなという感じなのですが、それでも十分すぎるくらいです。プロポーションもすごく良くてカッコよさは抜群ですね。オプションもたくさんあるのでプレイバリューも高いですし楽しいキットでした。
気になる点は肩アーマーとか手首とか膝アーマーがポロリしやすい点ですかね。特に長刀持ち手は結構イライラします。あと跳躍ユニットの保持も厳しかった。ここらへんは瞬着で太らせるとかした方がいいかもです。
原作だとクーデター編はグダグダしてるなあという感想だったんですがアニメだとめっちゃ動いて気になりませんでしたね(それまでが駆け足過ぎてちょうどよく感じたのもある)。やっぱ戦術機は動いてくれてこそですわ。原作の演出も結構動いてるように見えて凄いなとは思ったんですがやっぱ映像には勝てませんね。戦術機のアクションはTEの頃よりもさらに洗練されていたと感じます。原作の吉成鋼のアニメパートの方が好きですけど。
不知火も組みたいですね。ではでは。